みんなのブログ - またか!!

メープルの日記

またか!! (2011-7-19 11:24:31)
結局、午後8時半。 やはりVZIGを打ちに病院に行くことに。 まず、注射後のリアクションに対応するために点滴をする。 ところが、りきはもう胸のポートを取っているから、手の甲から点滴を通さなくてはならない。 長い針をスライドさせて手の甲にうまいこといれなきゃならんのだが、これが、なかなか通らない。 何度も何度もトライする。 あんまりにも痛くて、「あぎぎぎぎ〜!」と、声が漏れるりき。 (”はだしのげん”みたい) 結局、小児がん科のナースではできないということで、エマージェンシーの看護婦さんを呼ぶと言う。 ところが、エマージェンシー・ナースは忙しくてこっちの来られないということで わしらがエマージェンシーまで出向くことに。 「感染症児うじゃうじゃのエマージェンシーになんて行きたくないっつーの!」 とは言えず、仕方なしに出向いていく。 わしは、普段どんなにつらそうな処置の時にでも、なるだけ辛そうな顔をしないようにしている。 なぜなら、子どもがわしの表情を見て不安になるし、処置をしてくれる看護婦さんの気分を害して、手元を狂わせたくないからだ。 しかし、この時には、たまたまベット越しに鏡があった。 りきの針が入れられる、まさにその瞬間! わしの顔が、驚くほど歪んでひきつっていたのを目撃してしまった・・・。 それこそ、”不安にさせる”どころの話ではないくらいに。 しか〜し、さすが、エマージェンシーのナースは慣れたもの! 一発でライン確保! なんか、でも、 病室に帰る間、腹立って仕方なかった。 なんでこんなにいっぱい痛い思いしなくちゃならんのかい?! 悲しく、ムカムカ〜っと。腹立ったわ!! 病室に帰って、いよいよVZIG。 でも、これがまた、究極イタい筋肉注射だもんね。 1、2、3で太ももに 「ブスリ!!」 彼の口が大きく開かれ、声にならない叫びとともに、 顔がみるみる真っ赤に。 終った直後、 太ももに、”穴あいてんじゃん!” りきは泣かないように我慢してるみたい。 「りきちゃん、泣いてもいいよ。痛い時は泣いていいんだよ。」 そしたら、りきは,ポロッと涙して顔をシーツに隠した。 ああ、りきに、こんなふうに言ってやることを思いつかなかった。 そして、ようやっと,言ってあげたような気もした。 いままでわしは、治療でも泣かないりきが誇らしいと思っていた。 すごいだろーって,自慢だった。 でも、それはわしに都合が良かっただけかもしれない。 りきは、本当は泣きたかっただろうし、文句も言いたかったかもしれない。 我慢してただけで。 午後11時 帰路につく。 ようやっと治療が終ったと思っていたのに。 こないだの入院からまだ1週間も経っていないのに。 またかよ。 治療真っただ中の時には,気がパンパンに張ってたし,いつも戦闘態勢だったから あまり疲れなど感じなかったけど, (疲れてなんかいられない!という気持ちだった) 今回はもう、 なんか、わしもりきも、心が萎えてる。 そう,”萎えてる”っていい表現だ。 だって、帰る足どりが重いもの・・・。
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