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はな  (2014-5-6 18:24 )

「なんでもっと早く言ってくれんかったの〜。はなさんがバイク好きやって知ってたら、もっと高校生活が楽しかったのに!」

ひとつ年下のジュンコは部活の後輩で、部長の私にいつも反抗的な態度をとる憎たらしい存在。しかし、私が高校を卒業した後に、彼女が私のバイクチームに入りたいと手紙をくれたのだがきっかけで仲良くなりました。彼女は私に心を開き、高校では見ることのなかった笑顔を絶やすことなく将来の夢を語り始めたのです。

彼女は夢を実現させるため、高校を卒業すると大阪に移り住み、新しいバイクチームを作って巣立って行きました。彼女からは電話や手紙で近況報告があり、一緒に大笑いしたり喜んだり、大切な人が事故で亡くなったと電話がかかってきたときは一緒に泣きました。彼女の悲しみが和らぐまで、ずっと話を聴くことしか私にはできなかったけれど…。

そして、16年前のGWにかかってきた1本の電話により、彼女の死が告げられました。「私は生きる」と約束した仲間がまた一人、空へと旅立った…。「実家に帰るから、そっちで待っていてほしい」バイク仲間から連絡を受け、私は彼女に会いに行きました。

もう笑うことも怒ることもない、安らかな顔をしたジュンコを前にして、悲しみと悔しさで震えが止まりません。私には彼女を止められたのではないか、あの時にこうしていたら、きっとこんなことにはならなかったかもしれない…。私はご両親にかける言葉も見つけられず帰宅しました。

10年以上過ぎてから、私は彼女の自宅を訪ね、お母様と話をすることができました。ジュンコと過ごした高校生活やたくさんの思い出話をしながら、ふたりで泣いたり笑ったりして、自分も母親になり、お母様の悲しみにも共感したりしながら時を過ごしました。

病気で子どもを亡くした家族のコミュニティサイト「天使になった子供たち」に集まるお母様方の悲しみは、他の方には理解しがたい部分もあるでしょう。「死にたい」と書き込む方もいらっしゃいます。けれど、みんな生きています。悲しみを分かち合いながら、悲しみの奥深くにいたとしても、何も手に着かない日々を過ごしていても。

「生きてほしい」それが、私の唯一の望みであり、このサイトを運営し続ける目的です。「私は生きる」と約束した仲間たち、病気から解放されて空へと旅立った小さな命との出会い。そして、その出会いから生まれた新たな出会い。あなたが大切な人の死を悲しむように、あなたを大切に思う人もあなたの死を悲しむということ。つらいけれど、生きてほしい。

「つらいけれど、生きてほしい」 http://goo.gl/guBFPB

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